拡大する福岡と凋落する北九州・筑豊

国全体の人口は景気の長期低迷によって減少傾向にありますが、福岡県では現在でも増加を続けています。
特に福岡地方の都市圏拡大は顕著で、九州各地で過疎化が進行しているのと対照的です。
鹿児島線や西鉄沿線の比較的早くから宅地化された地域では落ち着いていますが、近年に電化され利便性が向上した筑肥線・篠栗線沿線など新規に宅地化された地域での増加は顕著です。
他方、北九州及び筑豊地方では過疎化が進行しています。
特に、エネルギー革命で炭鉱が相次いで閉山された筑豊地方と、筑豊の炭鉱労働者を数多く擁していた北九州地方の退潮傾向は深刻で、九州第一の都市の地位は北九州市から福岡市に移動しました。
九州の交通の中心も門司・小倉から博多に遷り、逆に博多では過密化が問題となりつつあります。
筑後地方も三池炭鉱の閉山の影響がありましたが、ここは九州では有数の交通の便が良い地域なので極端に凋落することはなく、現在も博多・天神のベッドタウンとして機能しています。